トントコ トントコ シントコ たたいて ホウ ホウ ホウ シマフクロウの かみさまうたいます。「よかった よかった、ああよかった。 これで だあれも こまらない。おもいのこす ことはない。 わしは すっかり としよりでからだは よぼよぼ羽(はね)も ぼろぼろ。 ああ やっとわかいものに あとを まかせて天(てん)の国くにへと たびだつときが わしにも やってきたんじゃのう… 」 そう ふつり、うたいおわると
シマフクロウの かみさま は アイヌの村むらから ハタハタと ひとり とんでゆきましたとさ。
おしまい |