やなぎのはのさかな

ぽろぽろ ぽろぽろと、 ながれる なみだは、 ちいさな
みずたまと なって、 かわへ おちていきました。
すると どうでしょう、 さかなたちが、 きしべへ いっせいに
あつまってきて、 くちを おおきく あけ、 やさしい 女神(めがみ)の
なみだを うけとめようと するのです。
さかなたちは、 女神(めがみ)の なげきかなしむ すがたを
しんぱいして、 ながれおちる なみだを のんで、 すこしでも
ちからに なりたいと おもったのでした。