令和5年度(第27回) アイヌ文化賞 宇梶シズエ(90歳)

令和5年度(第27回) アイヌ文化賞 宇梶シズエ(90歳)

北海道白老町在住

 

昭和31年、進学と就労のために東京へ上京後、家庭を持った事でアイヌの精神文化への尊い想いが募り、畏敬の念を抱き始めたことから度々北海道へ訪問して改めて先祖代々受け継がれた文化を学び展示会・講演会等を全国で行いアイヌ文化の正しい理解を求めてきた。

平成8年「宇梶静江 古布絵の世界展」開催。和服地を用いて、伝統刺繍でアイヌの精神世界を古布絵に表現することに成功。独創的なアイヌ文化のアート誕生として報道され、アイヌ文化を広げるために講演しながら全国を巡回した。

こうした詩人・古布絵作家としての活動のほか、北米やオーストラリアの先住民族との交流も続けてきた。

令和3年に北海道白老町に移住し、現在もなお、アイヌ文化の伝承に精力的に取り組んでいる。

略歴

北海道浦河町(旧荻伏村)出身

昭和50年 アイヌのための相談員(新宿職業安定所 初代相談員)

平成16年 アイヌ文化奨励賞(財団事業)受賞

平成17年 古布絵 絵本「カムイ チカㇷ゚カムイ 神様の鳥シマフクロウ物語」出版(片山言語文化研究所)

平成20年 「セミ神さまのお告げ〈日本傑作絵本シリーズ〉」出版(福音館書店)

平成20年 「トーキナ・ト 〈日本傑作絵本シリーズ〉」出版(福音館書店)

平成23年 吉川英治文化賞 受賞

令和2年  後藤新平賞 受賞

令和2年  「大地よ! アイヌの母神、宇梶静江自伝」出版(藤原書店)

令和5年  北海道文化賞 受賞

※その他著書多数あり

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