アイヌ生活文化再現マニュアル
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アイヌ生活文化再現マニュアル
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一年のうち、寒い時期が長い北海道。そこには、その土地で生き抜くためのアイヌの様々な知恵がありました。
同じ料理でもそれぞれの家庭で受け継がれてきたため、材料や作り方などが少し違いますが、白糠地方のアイヌ文化伝承者のみなさんの意見をもとに、クジラやししゃもなどの海産物を中心とした伝統料理9品を紹介します。

四季折々に採れた肉、魚、山菜など、新鮮なうちに料理して食べる食材、そして長い冬に備えて乾燥させて保存食とするものもありました。そこには、長年受け継がれたアイヌ民族の知恵が詰まっています。
家庭によってそれぞれの作り方がありますが、浦河地方のアイヌ文化伝承者のみなさんの意見をもとに調理しました。伝統的な汁物、おやつや調味料など8種類の料理の作り方を紹介します。

本来は労働や旅に出る時などの日常生活に用いられましたが、アイヌ民族は刺繍で模様を施し、装飾品の一つともしました。
アイヌ民族が身につけたホシ(脚絆)、サコシ(夏用の脚絆)、チカミコテ(手甲)、コンチ(頭巾)、ユクウル(鹿皮衣)の作り方を紹介します。

秋に群れをなして川を上ってくるサケはカムイの贈りものと考えられ、さまざまな調理や保存方法があります。そこには、長年受け継がれてきたアイヌ民族の知恵が詰まっています。
同じ料理でもそれぞれの家庭で受け継がれてきたため、材料や作り方などが少し違いますが、平取地方のアイヌ文化伝承者のみなさんの意見をもとに、サケや他の川魚を使った10品の料理の作り方を紹介します。

四季折々に採れた肉、魚、山菜などの食材を、新鮮なうちに料理して食べるほか、長い冬に備えてその多くを乾燥させて保存食としました。 特に、野山の植物の調理や保存方法には、長年受け継がれてきたアイヌ民族の知恵が詰まっています。
平取地方のアイヌ文化伝承者のみなさんの意見をもとに全9品の、主に山の幸を使った料理の作り方を紹介します。

イクパスイ(トゥキパスイという呼び方もある)はカムイへの祈りや、先祖への祈りなどの儀礼の際に、お酒を捧げるために使用される祭具です。カムイや先祖のもとに酒を届け、人間による祈り詞に不足がないように補ってくれる力があります。樺太ではイクニシと呼ばれます。

現在では、自分が楽しむものから劇場で上演するなど、観客に見せるという要素も加わっています。本マニュアルでは、北海道の白老地方・新冠地方に伝えられている踊り6種を紹介します。

娯楽としての踊りの他に、神々への感謝の気持ちを表す踊りや、魔を祓うための踊りもありました。本マニュアルでは、札幌地方・静内地方・鵡川地方に伝えられている踊り8種を紹介します。

アイヌの踊りには動植物をモチーフとして表現したもの、体力の続く限り踊る体力比べのようなものなどがあります。本マニュアルでは、旭川地方・千歳地方・弟子屈地方に伝えられている踊り7種を紹介します。

アイヌの踊りは地域により「リムセ」「ホリッパ」「ウポポ」「ヘチレ(ヘチリ)」などと呼ばれ、その種類は多種多様です。本マニュアルでは、帯広地方・様似地方・白糠地方に伝えられている踊り6種を紹介します。

晴着に伴う装身具としてタマサイ(ネックレス)、マタンプシ(鉢巻き)やレクトゥンペ(チョーカー)などがあげられます。狩猟漁労や畑仕事などにはテクンペ(手甲)、ホシ(脚絆)、マンタリ(前掛け)などを身につけました。

かつてアイヌの子どもたちは、生きるために必要な技術を遊びの中で身につけていきました。漁狩猟や植物採取を主な生業としてきたアイヌの人たちは、子供のときから遊びの中で、大人のまねごとをし、生活の知恵や技術を身につけていったのです。

アイヌの人々は、昔から日々の生活に必要な用具の多くを、自らの手でつくってきました。喫煙具もそのひとつです。たばこは、アイヌの人々に嗜好品として親しまれており、儀礼の時にも用いられるなど生活に深く結びついていました。

アイヌの人たちは漁撈や狩猟、採集の際、クチャと呼ばれる仮小屋をつくり、寝泊りしていました。クチャには用途や形状、材料によって、いくつかの種類があります。本マニュアルでは、4種類のクチャのつくり方を再現します。

古い時代、アイヌの人たちは墓参りをせず、自分の家のそばにつくられた先祖供養用のヌサ(祭壇)で供養を行いました。最初に屋内のアペフチカムイ(火の神)に祈りを捧げ、その後、屋外のヌサに供物を撒くとともに、皆で供物を食べます。

物を運ぶ時に使う背負い縄をアイヌ語でタラといいます。一方、アイヌの男性が儀礼の際に、刀を盛装として身につけるための帯をアイヌ語でエムシアッといいます。 帯状の部分に文様を編むという共通の作業において、さまざまな違いがあります。

古い時代、アイヌの人たちは、カムイモシリ(神々が住む世界)とアイヌモシリ(人間が住む世界)、ポクナシリ(死後に住む世界)と、三つの世界があり、死んだ人は死後の世界で現世と変わらぬ生活をすると考えていました。

アイヌの女性は、身近にある植物を材料として、さまざまな生活用具を作りました。ガマやフトイを材料にしたゴザもそのひとつです。
ゴザには、文様の入らない無地のものと、文様入りの2種があります。

山で狩りをし、山菜を採り、川で魚を捕っていたアイヌは、食料の得やすい場所、特に川の近くにコタンを作っていました。それぞれのコタンで魚を取る川などは決まっており、互いの領域を守り、必要な分だけとっていました。

アイヌの人々は、裸足で生活していたといわれています。しかし、地形の悪いところや山野へ猟にいく時などには靴を履いていました。 靴はアイヌ語でケリといい、さまざまな材料でつくられていました。

アイヌの木綿衣には地域によって文様、あるいは手法に違いがあり「チカルカルペ」、「ルウンペ」、「カパラミプ」、「チヂリ」の4種類に分けられています。 アイヌの衣服には男女の区別はなく、男性の方が力強い模様であったりしました。

イオマンテの儀式では、祈りに欠かせない多くの用具が必要です。 中でも「イナウ」は様々な場所、場面で使われるため数多く作ります。イナウの役割は、イナウそのものがカムイであったり、カムイの依代であったりします。

アイヌの伝統的な衣服は素材や文様などによって地域性が見られ、名称も異なっています。アイヌの代表的な衣服は、アットゥシと呼ばれる樹皮衣です。オヒョウやシナ、ハルニレなどの木の繊維を布にしたものです。

道具の種類が少なかった時代、アイヌの人々は小刀一本で文様を彫っていたともいわれています。本マニュアルでは、アイヌ文様を彫り込んだ小刀(マキリ)、山刀(タシロ)、盆(イタ)の製作について解説しています。













